ポルシェ911カレラカブリオレ/カレラSカブリオレ【海外試乗記】 車 両 保 険 の 基 礎 知 識
   
  車両保険の基礎知識
  車両保険とは
  保険料は料率で決まる
  等級とは
  等級はごまかせない
  等級据え置きとなる事故
  免責は損か得か
  車両保険に加入して得をする車両
  車両保険に加入して損をする車両
  車両保険を使うと損をするケース
  車両保険が支払われないケース
  車両保険を安くする方法
    
   
車両保険の基礎知識 / 等級はごまかせない

 
1等級までいってしまった人たちが考える手段が「損保会社を変更する」という手段です。
他の損保会社で新規契約をすればまた6等級(割引も割増もなし)からスタートできると考えてのことです。
でも、この方法は決してうまくいかない方法であることをお忘れなく。
というのも、最近では損保会社は不利益をこうむるような情報を共有しているので、いずれはバレることになるのです。
なんとなくクレジット・消費者金融業界と似ていますよね。

バレたら当然差額は請求されることになります。
加入者は保険を契約する際に、「保険の条件を設定するための事実」を包み隠さず損保会社に申し出る義務が課せられています。
告知義務違反があったと認定された場合には、契約が解除されることがあります。
さらに、そういった「前科」のある加入者はどの損保会社でも引き受けてくれなくなる可能性があります。

では、引き受けを拒否されたドライバーはどうすればいいのでしょうか? 
各損保会社に個別に相談して契約を受け付けてくれるかを相談するしかありません。
損保会社によっては免責額(後ほどご説明します)をかなり高く設定するといった条件付きで加入をOKしてくれるところもあるそうです。
いずれにせよ、加入者には多大なる負担となります。
ただし、この方法も告知義務違反がバレた人には有効かは保証のかぎりではありません。
正直がいちばん、ということなのです。