ポルシェ911カレラカブリオレ/カレラSカブリオレ【海外試乗記】 車 両 保 険 の 基 礎 知 識
   
  車両保険の基礎知識
  車両保険とは
  保険料は料率で決まる
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  等級はごまかせない
  等級据え置きとなる事故
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車両保険の基礎知識 / 等級据え置きとなる事故

 
等級据え置きとなる事故があることも知っておきたいところです。
等級据え置きとは、保険を使っても等級がダウンしないといううれしいシステムです。
等級据え置きとなる事象は以下の通りです。

1.いたずら傷
いたずら傷は等級据え置き事故として扱われます。
問題は、どこまでの傷がいたずら傷として認められるかです。
それは損保会社との交渉次第。
修理に出した後では等級据え置き事故として認められるか否かを判定できないといった理由から等級据え置き事故と認定されないことも。
可否判断は絶対に修理前にして置きましょう。

2.台風、竜巻、洪水、高潮による損害
上記のような自然災害による損失は等級据え置きとなります。

3.飛び石によるガラスの傷

また、等級プロテクト特約に加入しておけば、保険使用1回/1年に限り3等級下がる事故を起こしたとしても等級はダウンせずに据え置かれます。
当然ながら保険料はアップしますが、これ以上等級がダウンしては……と不安に思っているような人にはお勧めです。
ただし、すべての損保会社が取り扱っているシステムではありませんので、加入前に事前に確認しましょう。