ポルシェ911カレラカブリオレ/カレラSカブリオレ【海外試乗記】 車 両 保 険 の 基 礎 知 識
   
  車両保険の基礎知識
  車両保険とは
  保険料は料率で決まる
  等級とは
  等級はごまかせない
  等級据え置きとなる事故
  免責は損か得か
  車両保険に加入して得をする車両
  車両保険に加入して損をする車両
  車両保険を使うと損をするケース
  車両保険が支払われないケース
  車両保険を安くする方法
    
   
車両保険の基礎知識 / 車両保険が支払われないケース

 
飲酒運転による事故は補償の対象外となるというのは、すでにご説明しましたが、他にも車両保険が支払われないケースがあります。

■故意による事故であると認められた場合
■無免許運転(免許取り消し中や免停中でも同じです)で起こした事故の場合
■麻薬など、不正薬物を使用したうえでの運転によって起こした事故の場合
■車の装飾品や燃料、ボディカバー、洗車用品などは補償対象になりません。


車載ラジオ、テレビ、クーラー、時計といったものは、盗難事故と認定されれば補償対象となる場合もあります。
ちなみに、車両の盗難や車上荒らしに遭った場合には、損保会社よりも警察に被害届けを出すほうが先です。
被害届けを出さないと損保会社は動いてくれない場合も……。
とにもかくにも、警察からの被害届け受理番号を取得することが先決です。

ここで忘れてはいけないのは「故意に車に損害を与えたと認定された場合には補償金はおりない」ということです。
また、「不正を隠そうとしてもほとんどのケースはバレる」ということもお忘れなく。
事故を経験した人は実感していると思いますが、損保会社の調査員のチェックは非常に厳密です。
そう簡単にはごまかしはききません。