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車両保険に加入して損をするといえるのは、損保会社から車両価値がほとんど認められないような中古車です。
前述のとおり、年式の古い車の車両価値はものすごく低く見積もられてしまいます。
たとえば、国産でいまだ人気のあるトヨタのAE86レビン/トレノを例にとってみましょう。
AE86の場合、車両料率クラスは5です。
なんと、この車両料率クラスはグレードによって違いはありますが、一部の現行型のスカイラインと同じ!! なのです。
ちなみに、AE86は1983年に登場した車です。
保険料は現行車種と同額なのに、事故を起こした時に補償される額は確実にスカイラインよりは激減するはずです。
それは車両価値としては24年前の車としてしか認められないからです。
輸入中古車とまったく同じで、どんなにプレミアがついていたとしてもです。
車が好きな人ならご存知かと思いますが、AE86は今でもけっこうな値段で市場に出回っています。
ちなみに、同年代に登場した車はAE86より保険料はダントツに安いです。
AE86と同世代のソアラでさえ、クラスは3です。
AE86のような車(ほとんどがスポーツカーですが)はけっこうありますが、損得勘定からいったら、こういった車は車両保険は加入しないほうがいいと思います。
車両料率クラスは頻繁に見直しは図られるものの、こういった傾向が変わらないということはまちがいないでしょう。
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